Photo: 藤田豊彦
新通 英洋(指揮)
Hide Shindori, Conductor

桐朋学園、モスクワ音楽院において指揮を学ぶ。秋山和慶、小澤征爾、尾高忠明、黒岩英臣、高階正光、L.ニコラィエフ、V.シナイスキー各氏に師事。英国ロイヤルオペラハウス、イングリッシュ・ナショナルオペラ、BBCウェールズ交響楽団等のリハーサルで研鑚。第5回フィテルベルク国際指揮者コンクールにおいて第2位ならびに特別賞受賞。ワルシャワでシンフォニア・ヴァルソヴィアを指揮してヨーロッパ・デビュー。W.チェン、E.モギレフスキー、G.シャハム、佐々木典子、高橋多佳子、横山幸雄各氏をはじめとする多くのソリストと共演。独奏者からの信望も厚い。近年はアルマ・マーラー歌曲全曲演奏など、管弦楽の響きが醸成される異色派伴奏ピアニストとしても評価が高まっている。日本テレビ「深夜の音楽会」にも出演。これまでに大阪フィル、九州響、群馬響、札幌響、東京響、東京シティ・フィル、東京フィル、名古屋フィル、日本フィル、読売日響、ポーランド国立シレジア・フィル、シンフォニア・ヴァルソヴィア等を指揮。2015年からロイヤルバンコク交響楽団に客演を続けており、バンコク・ポスト紙で「オーケストラと指揮者の出会いはお互いに本当に幸福だった。ロイヤルバンコク交響楽団と彼の真の勝利体験に観客は熱狂した」と絶賛された。また2017年9月、台湾・香港・アメリカ・日本の医師たちによって結成された第1回アジアンドクターズオーケストラ日本公演に参画し、小児がんの子どもたちを支援するチャリティーコンサートなど音楽による社会福祉やボランティア活動にも力を注いでいる。オペラでは「こうもり」「森は生きている」「後宮からの逃走」「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「ラ・ボエーム」等を指揮し高く評価された。ライフワークとして探求するベートーヴェンの交響曲のほか、バッハ「マタイ受難曲」、ヘンデル「メサイア」等、宗教曲や合唱音楽にも意欲的に取り組んでいる。大阪音楽大学特任教授、世田谷フィルハーモニー管弦楽団音楽監督。




撮影:井村重人
横島 勝人(指揮)
Katsuto Yokoshima, Conductor

大阪生まれ。9歳よりピアノを始める。大阪音楽大学在学中より指揮活動を開始、同大学卒業後も1990年まで高槻市音楽団の常任指揮者を務める。

1990年ウィーン留学、その後ウィーン国立音楽大学指揮科に入学。同大学教授、レオポルド・ハーガー、ペーター・シュヴァルツ、同大学助教授、湯浅勇治の各氏に師事。

1990年ウィーンマイスタークラス指揮セミナー、1996年ハンガリー国立セゲド交響楽団主催セミナーにてユリウス・カルマー、エルヴィン・アッチェルの各氏に師事。ディプロマを取得、演奏会指揮者にも選ばれる。

1998年、オランダで行われたキリル・コンドラシン国際指揮者コンクールにてベスト8に選ばれ、1999年には、ウィーン樂友協会ホールでのトーンキュンストラー交響楽団との演奏会においてベートーヴェン交響曲第9番を指揮、大成功をおさめウィーンデビューを飾る。

2001年、ウィーン郊外アイゼンシュタットのエスターハーズィー城内ハイドンザールにて、ハイドンのオラトリオ”天地創造”を指揮する。2003年にはプラハの春音楽祭のメイン会場であるスメタナホールにて、プラハ放送交響楽団を指揮、好評を博し、地元の音楽関係者からも絶賛される。

2000年より小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトI、II、III、においてアシスタント及び合唱指揮を務める。

2005年7月、ドイツ・ライプツィヒでのチャリティ・コンサートに出演。ニコライ教会でバッハ:ロ短調ミサを、ゲヴァントハウスで「第九」を指揮。2006年9月、10月には、ウィーンとプラハでモーツァルト生誕250年「レクイエム・ガラ」特別演奏会を指揮、絶賛を博した。


〔これまでに指揮したオーケストラ〕
   ・ ハンガリー国立セゲド交響楽団
   ・ マーフ・ブダペスト交響楽団
   ・ オランダ放送管弦楽団
   ・ 新日本フィルハーモニー交響楽団
   ・ 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
   ・ 大阪センチュリー交響楽団
   ・ 岡山フィルハーモニック管弦楽団
   ・ 広島交響楽団
   ・ 関西フィルハーモニー管弦楽団
   ・ 京都市交響楽団
   ・ 奈良フィルハーモニー管弦楽団
   ・ 東京佼成ウィンドオーケストラ
   ・ 大阪市音楽団 他




撮影:尾形正茂
梯 剛之(ピアノ)
Takeshi Kakehashi, Piano

1977年8月2日、音楽家の両親のもと東京に生まれる。小児癌により生後1ヵ月で失明するが、音楽を聞かせると泣きやみ、メロディーを正確に再現した。玩具がわりにピアノに親しみ、4才半よりレッスンを始める。佐々木弥栄子、高岡慶子、阿部美果子氏に師事。
90年八王子市立中山小学校卒業と同時にウイーン国立音楽大学準備科に入学、同年再び眼に悪性腫瘍を患い帰国し手術するも、翌年勉強を再開。主にエリザベート・ドヴォラック=ヴァイスハール教授に師事。
94年チェコの盲人弱視者国際音楽コンクール、ドイツのエトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(Bカテゴリー)で参加者中最年少優勝、豊かな音楽性を認められる。95年アメリカのストラヴィンスキー青少年国際コンクール第2位。97年村松賞受賞。98年ロン=ティボー国際コンクール(パリ)第2位およびSACEM賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞受賞。99年都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞を受賞。2000年ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞受賞。
これまでにプラハ交響楽団、国立サンクトペテルブルク交響楽団、フランス国立管弦楽団、ドレスデン歌劇場室内管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、マーラー・チェンバー・オーケストラ、スロバキア・フィルハーモニー、仏国立ロアール管弦楽団、オストロボスニア室内管弦楽団、ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団など数多くのオーケストラでソリストを務める。指揮者では小澤征爾、ジャン・フルネ、ガリー・ベルティーニ、ユベール・スダーン、アラン・ギルバート、小林研一郎、ゲルト・アルブレヒト、ファビオ・ルイージ、ダニエル・ハーディング他と共演、ライプツィヒ弦楽四重奏団とも重ねて共演している。
これまでに国内はもとより、オーストリア、ドイツ、チェコ、スロバキア、フランス、イタリア、ロシア、スウェーデン、アメリカ、韓国、タイ、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、ベネズエラ他で演奏。2014 年7 月サラエボにて、「世界平和コンサートへの道」公演で、柳澤寿男指揮バルカン室内管弦楽団 と、モーツァルト:ピアノ協奏曲第13 番を共演。
NHK「芸術劇場」、「クラシックアワー」、「N響アワー」、「毎日モーツアルト」、「ぴあのピア」、テレビ朝日「徹子の部屋」等テレビ、ラジオ出演も多い。
ソナーレ・アートオフィス、キングレコード、アートユニオン、アゴラ(伊)、毎日クラシックスより、モーツァルト、ショパン等、計10枚のCDをリリース、「ピアノ・リサイタル2013」SONARE1023 は「レコード芸術」誌で特選盤、「ピアノ・リサイタル2014」SONARE1027 は同誌準特選盤に選ばれた。



高橋 愉紀(ピアノ)
Yuki Takahashi, Piano

1981年 桐朋学園大学音楽科卒業後、ウィーン国立音楽大学に留学。
83年 イタリア ビオッティ国際ピアノコンクールで特別賞受賞。
84年 ウィーン国立音楽大学を満場一致の最優秀で卒業。オーストリア放送テレビ、ラジオに出演。
86年 東京交響楽団と共演。
88年 スペイン、ハエン国際コンクールにて第3位入賞。同年12月、東京文化会館にて文化庁助成コンサートでデビュー。
89年 藤沢市、大阪にてチャリティーコンサートを開催。
90年 パームビーチ国際ピアノフェスティバルに招待され参加。同年5月、東京サントリーホールでリサイタル開催。
91年 シュトゥットガルト国立音楽大学ソリストコース修了。ドイツ国家演奏家資格試験合格。
93年 NHKホールにてベートーヴェン「皇帝」を演奏。ウィーンコンセルヴァトリウムに在籍。
95年 東京文化会館にてリサイタル、絶賛を博す。
96年 藤沢リラホールと九州でリサイタル開催。
2002年九州でチャリティーコンサート開催。
04年東京オペラシティでリサイタル開催。
05年大阪と九州でゲルハルト・ゲレットシュレーガー氏とピアノデュオリサイタルを開催。
08,09,10,11年ウィーンと横浜みなとみらいホールでリサイタル開催。
04年「ウィーンの素顔」エッセイ集を出版。
07年の9月よりウィーン大学コンセルヴァトリウム非常勤講師。

江戸弘子、土肥由美子、中野洋子、室井摩耶子、パウル・バドゥラ=スコダ、オレグマイセンベルグ、ゲルハルト・ゲレットシュレーガーの各氏に師事。ドイツ在住。
13年5月横浜みなとみらい小ホールリサイタルのライブCDをソナーレ・アートオフィスからリリース(SONARE 1018)




撮影:尾形正茂
三上 桂子(ピアノ)
Katsurako Mikami, Piano

札幌市出身。4歳より遠藤道子氏にピアノを習い始める。

桐朋学園高校音楽科に入学し井口秋子に師事。 NHK・毎日新聞社共催の第18回全日本学生音楽コンクール高校の部全国第1位。翌年同第34回日本音楽コンクール第1位。
桐朋学園大学入学後、海外派遣コンクールで安宅賞受賞。
パリのロン=ティボー国際コンクールに参加し特別賞受賞。

フランス政府給費留学生として、パリ音楽院でヴラド・ペルルミュテール氏に師事。

ウィーンでディーター・ウェーバー氏にもレッスンを受ける。

その後ニューヨークに渡り、ジュリアード音楽院でサッシャ・ゴロデツキー氏のもとで研鑽を積み、この間選ばれてジュリアード・オーケストラとプロコフィエフのピアノ協奏曲を共演。また、アーティスト・インターナショナルのオーディションを経て、ニューヨーク カーネギー・リサイタルホールでデビュー・リサイタルを開きニューヨーク・タイムズ紙で絶賛される。以来、ニューヨークでの数回のリサイタルの他、各地でソロ、協奏曲、室内楽などで活躍。

室内楽をアルトゥール・バルサム、フェリックス・ガリミーア、ジョゼフ・フックスの各氏に師事。

また、ジュリアード音楽院教授を務めたフックス氏の晩年には、そのほとんどのコンサートで共演した。

メイン州立大学、ニューヨーク州アルフレッド大学などで夏季講座の講師を長年務めた。2004年にはチェコのプラハ、2005及び2006年はドイツのライプツィヒでのユーロミュージックフェスティバルに講師として招かれている。現在は桐朋学園教授として後進の指導にもあたっている。



三又 瑛子(ピアノ)
Akiko Mimata, Piano

仙台市出身。4才よりピアノを始める。桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業。同大学卒業演奏会、室内楽演奏会に出演。第16回ABC新人コンサート、第78回読売新人演奏会に出演。
2005?2007年、田崎悦子氏主催ピアノワークショップ「Joy of Music in 八ヶ岳」受講。
2012年日本音楽コンクール コンクール委員会特別賞(ヴァイオリン部門ピアノ伴奏)受賞。
これまでに、ピアノを庄司美知子、加藤伸佳、田崎悦子、室内楽を加藤知子、徳永二男、東京クヮルテットの各氏に師事。
桐朋学園大学弦楽部嘱託演奏員。




撮影:尾形正茂
内山 優子(ヴァイオリン)
Yuko Uchiyama, Violin

3歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高校音楽科卒業後渡英。ロンドン・ギルドホール音楽院にてヴァイオリンを故イフラ・ニーマン氏に、作曲をロバート・サクストン氏に師事。
1997年ドイツで行われたイフラ・ニーマン国際ヴァイオリン・コンクール第2位、国際演奏連盟主催JILA音楽コンクール第1位。
2000年ハットフィールド音楽祭で総合優勝。9月、東京文化会館小ホールにて、日本演奏連盟主催デビュー・リサイタルを行う。
2001年1月に渡米、クリーヴランド音楽院でスカラシップを得て、ドナルド・ワイラースタイン氏に師事。02年5月同音楽院修士課程修了。
ロンドンでマイラ・ヘス財団賞、エミリー・イングリッシュ財団賞、英国笹川財団賞を、アメリカでユービー・ブレイク財団賞を受賞。

2002年8月から文化庁在外研修生としてボストン、ニューイングランド音楽院で研鑽を積む。同年チャイコフスキー国際コンクールセミ・ファイナリスト。2003年3月、ワシントン国際弦楽器コンクール第2位、アーリントン・ヤングアーティスト・コンクール第1位。2004年5月ニューイングランド音楽院を卒業し、マイケル・ティルソン・トーマス率いるニューワールド・シンフォニーで活躍。2005年9月、ピッツバーグ交響楽団入団。

ヴァイオリンを藤川真弓、石井志都子、故イフラ・ニーマン堀 正文、ドナルド・ワイラースタインの各氏に、室内楽をペーター・サラフ、ゴードン・バック、ボロメオ・カルテット、ヴィヴィアン・ワイラースタインの各氏に師事。



ラファエル・オレグ(ヴァイオリン)
Raphaël Oleg, Violin

1959年パリ生まれ。12歳でパリ音楽院に入学。同音楽院を17才で首席卒業。 1986年、チャイコフスキー・コンクールで第1位。

これまでに、ロリン・マゼール、リッカルド・シャイー、バーツラフ・ノイマン、ネビル・マリナー、ジェフリー・テート等の指揮者と、そして、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ドレスデン国立管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、アカデミー室内管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団等のオーケストラと共演、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭等世界の著名な音楽祭にも数多く出演している。

“悪魔的”とも評される並外れた技巧の持ち主でありながら、むしろバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームス等に於ける深い解釈に底力を感じさせる本格派ヴァイオリニスト。

日本でもNHK交響楽団、紀尾井シンフォニェッタ東京のソリストとして登場。

室内楽をこよなく愛し、多忙なソロ活動の一方、信頼する仲間たちとの室内楽活動にも精力的で、コントラバス奏者河原泰則とのコラボレーションで2003年、2004年に日本ツアー。バーゼル音楽院教授。

〔オーケストラとの共演作品〕
 ・ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
 ・ヴィヴァルディ:四季
 ・エルガー:ヴァイオリン協奏曲
 ・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ・シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
 ・シューマン:ヴァイオリン協奏曲
 ・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
 ・ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 第1番
 ・バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、ふたつのヴァイオリンのための協奏曲、ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
 ・バルトーク:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、ラプソディー
 ・バーンスタイン:セレナード
 ・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリンとチェロのためのダブル・コンチェルト
 ・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
 ・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番
 ・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、トリプル・コンチェルト、ロマンス 第1番、第2番
 ・ベルク:ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン、ピアノと13管楽器のための室内協奏曲
 ・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
 ・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、協奏交響曲
 ・ラロ:スペイン交響曲(ヴィオラ)♪ベルリオーズ:イタリアのハロルド




撮影:尾形正茂
景山 誠治(ヴァイオリン)
Seiji Kageyama, Violin

東京藝術大学首席卒業。 全日本学生音楽コンクール小学校の部、中学校の部で、全国第1位。
高校在学中に日本音楽コンクール入賞、松下賞受賞。
1980年霧島国際音楽祭賞受賞、民音室内楽コンクール第2位、斉藤秀雄賞受賞。
1981年ヴィニエアフスキ国際コンクール入賞。
1984年ロン=ティボー国際 コンクール最高位受賞とともに3つの特別賞を獲得し、以来ヨーロッパ各地で活躍。
1989年シャウシュピールハウス(ベルリン)でのリサイタルは絶賛され、ワイマール、アイゼナハなど8都市のオーケストラと共演。1992年ベルリン・コーミッシュオパーオーケストラにソリストとして招聘され、ミュンヘン、ライプツィヒにてリサイタルを行った。
1995年国際交流基金の派遣により中南米諸国にてリサイタル、またベネズエラ国立シモンボリバルオーケストラと共演。
1996年「華麗なるポロネーズ」でCDデビュー。
ソリスト、室内楽奏者として活躍するほか、霧島国際音楽祭マスターコース講師及び同音楽祭企画委員を務めている。
現在、桐朋学園大学教授。東京藝術大学においても後進の指導にあたっている。



城代 さや香(ヴァイオリン)
Sayaka Kinoshiro, Violin

群馬県太田市出身。
江藤俊哉ヴァイオリンコンクール、大阪国際音楽コンクール等入賞。 武生国際音楽祭オープニングコンサートに出演、アプローズ賞受賞。 英国王立音楽院大学院に日本人として史上最高額のスカラシップを得て入学。 群馬県より推薦研修員として草津国際音楽アカデミーに派遣。 フランス、モナコにおいて国営ラジオ'ミュージックフランス'及び国営テレビ'Channel 3'出演。 桐朋女子高校、桐朋学園大、英国王立音楽院ディプロマコース卒業。
03年文化庁派遣在外研修員。
04年英国王立音楽院にてリサイタル。
08年マルシュナー国際ヴァイオリン・ヴィオラコンクール第1位。
09年ジュリオ・カルドナ国際コンクール第1位。
10年演連リサイタル。サイトウキネンフェスティバル「子供のためのコンサート」及び「小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト\」にてコンサートミストレス。 万里の長城杯国際音楽コンクール第1位。横浜音楽祭'ハマのJACK'オーディションにて優勝し、N響メンバーを中心とする室内オーケストラと共演。 ブレッシア国際ヴァイオリンコンクールセミファイナリスト。
11年上毛文化芸術賞受賞。
12年ソナーレ・アートオフィスよりCD「Invocation」リリース。大田区民ホール・アプリコ小ホールにてCD発売記念リサイタル。東日本大震災で被災した木材で作られたヴァイオリンによる「千の音色をつなぐ絆」プロジェクトに出演。
13年5月群馬交響楽団と「ツィゴイネルワイゼン」、「タイスの瞑想曲」共演。 8月フィンランド、クオピオ交響楽団コンサートミストレス就任。9月ルネこだいら開館20周年企画「ヴァイオリン・ガラ・コンサート」出演。
14年1月クオピオ交響楽団とブラームス:二重協奏曲を共演。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団、ミンホ室内管弦楽団(ポルトガル)、マルシュナー・ミュージックフェスティバルオーケストラ(ドイツ)、ロイヤル・アカデミー・オブ・ソロイスツ(イギリス)などと共演。
江藤アンジェラ、江藤俊哉、原田幸一郎、漆原朝子、ジョルジュ・パウク、堀正文、荒井英治、ジェラール・プーレの各氏に師事。 ピンカス・ズーカーマン、ライナー・キュッヒル、ジャン=ジャック・カントロフ、オーギュスタン・デュメイ各氏のマスタークラスを受ける。
「小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト」、「サイトウキネン・オーケストラ」、「東京のオペラの森」、「東京・春・音楽祭」、「紀尾井シンフォニエッタ東京」などに出演。


J.S.Bach: Partita no.2 in D minor BWV1004 / Sho Music Festival Online


Dmitri Shostakovich: String Quartet no.8 / Sho Music Festival Online




Photo: Akira Muto
戸田 弥生(ヴァイオリン)
Yayoi Toda, Violin

1993年エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝以来、日本を代表するヴァイオリニストの一人として、圧倒的な集中力による情熱的な演奏で聴く者を魅了している。

4歳からヴァイオリンを始める。85年第54回日本音楽コンクール第1位。桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業し、92年アムステルダムのスウェーリンク音楽院に留学。これまでに、江藤俊哉、ヘルマン・クレバース、シャルル・アンドレ・リナール、ドロシー・ディレイの各氏ほかに師事。
日本の数多くのオーケストラはもとより、ニューヨーク・チェンバー、モスクワ・フィルハーモニー、プラハ・チェンバー、ハーグ・レジデンティ管弦楽団、スウェーデン放送交響楽団、ボン・ベートーヴェン・ハレ管弦楽団、北オランダ・フィルハーモニー、セント・マーティン・アカデミー管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー、ベルガモ室内オーケストラ、ドイツ・カンマー・フィルハーモニーなどに出演、小澤征爾、ユーリー・シモノフ、シュロモ・ミンツ、ジャン・ジャック・カントロフ、アレキサンダー・シュナイダー、スタニスラフ・ブーニン、ジャン・フルネ、ガリー・ベルティーニ、マルタ・アルゲリッチ、フランク・ブラレイ、アブデル・ラーマン・エル=バシャ、ジェラール・コセらとも共演している。

94年、第4回出光音楽賞受賞。96年ニューヨークのジュリアード音楽院から“ディレイ・スカラシップ”を受け留学。97年にニューヨーク・デビューを果たし絶賛を博す。また、オランダの作曲家トリスタン・カーリス(1946〜1996)から「ヴァイオリン協奏曲第2番」(1995)を献呈され、アムステルダム・コンセルトヘボウで初演。99年にカーネギー・リサイタル・ホールで室内楽を中心としたリサイタル「Yayoi and friends」を開催。2009年にはアジアにも活動の場を広げ、上海で室内楽や武漢交響楽団と共演、韓国でジェジュ音楽祭に出演。2010年は4月にオランダとスペインでのヴァイオリン・マスタークラスを、11月にピアノのヴァレリー・アファナシェフとのデュオを東京および福井で行なった。デビュー20周年を迎えた2013年には、東京、大阪、神戸、福井にて、協奏曲、デュオ、無伴奏等で大好評を博した。2017年国際音楽祭NIPPON、18年びわ湖クラシック音楽祭で演奏。“東京・春・音楽祭”にも定期的に出演している。19年8月にはフェリス女学院大学名誉教授宮本とも子氏とボストン他郊外の主要な教会で名器 C.B.Fisk オルガンとの共演を果たした。国内外のコンクール審査員としても招かれ、2005年にはエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門審査員を務めた。現在フェリス女学院大学音楽学部演奏学科教授、桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。

CDは2002年録音の「バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲」、「20世紀 無伴奏ヴァイオリン作品集」などの無伴奏作品の他、珠玉の小品集「子供の夢」、エル=バシャとの「フランク:ソナタ、シューマン:ソナタ第2番」、「エネスク:ソナタ第3番、バルトーク:ソナタ第1番」。2022年4月には20年ぶりの再録音となる「バッハ:無伴奏全曲」をリリース。

使用楽器はシャコンヌ (カノン)所有のグァルネリ・デル・ジェス(1728年製作)。

オフィシャルホームページ https://yayoi-toda.com/




撮影:尾形正茂
藤原 浜雄(ヴァイオリン)
Hamao Fujiwara, Violin

1947年神奈川県鎌倉生れ。3歳より旧東京音楽学校出身の母にヴァイオリンの手ほどきを受ける。
その後、桐朋学園音楽科にて鷲見三郎、故江藤俊哉、海野義雄、斎藤秀雄の各氏に、またアメリカのジュリアード音楽院にてジョゼフ・フックス氏に師事。桐朋学園在学中、指揮を斎藤秀雄及び秋山和慶の両氏に師事。
NHK・毎日新聞社共催の全日本学生音楽コンクール、日本音楽コンクール各第1位優勝。

1968年イタリアのパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール第2位、1971年ベルギーのエリザベート王妃国際コンクール第3位銀賞を受賞(いずれも当時の日本人最高位)。

ジュリアード音楽院留学以来20年以上にわたってアメリカに居を構え、ソロ、室内楽その他多方面において活躍。なかでも、1971年昭和天皇・皇后両陛下ご訪欧の際のベルギー政府主催歓迎演奏会での御前演奏、1972年アメリカ ロチェスター・フィルハーモニー定期演奏会で、20世紀屈指の名手ナタン・ミルシテインの代役としてのアメリカでのコンチェルト・デビューは特筆に価する。

同時にジュリアード音楽院、マンハッタン音楽院で教鞭をとり、ミシガン大学音楽学部で准教授を務める。

1992年11月〜2012年3月 読売日本交響楽団首席ソロ・コンサートマスター。

1993年4月より、桐朋学園大学院大学教授、東京音楽大学客員教授として、後進の育成にもあたっている。



深山 尚久(ヴァイオリン)
Naohisa Miyama, Violin

東京藝術大学から同大学院修了。
文化庁海外芸術家派遣研修員としてドイツに留学。
大学院在学中より東京フィルのコンサートマスターに就任。
以来、新星日響、札響、広響、神奈川フィル、東響のコンサートマスターを歴任。国内ほとんどのプロ・オーケストラの客演コンサートマスターを務める。
1998年サントリーホールにて3曲の協奏曲を一夜で演奏する『ヴァイオリン・コンチェルトの夕べ』を東京交響楽団と田中良和の指揮で開催。
DVD「ヴァイオリン・テクニカル・クリニック」、CD「愛の言葉」、著書「目からウロコのポイントチェック」等を発表。
武蔵野音楽大学教授、深山アカデミー主宰、日本弦楽指導者協会副会長。




撮影:尾形正茂
植木 昭雄(チェロ)
Akio Ueki, Cello

6歳よりチェロを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科(共学)を経て、桐朋学園大学に入学。

1994年、第4回日本室内楽コンクールチェロとピアノのデュオ部門で入賞、桐朋学園大学在学中の1994年10月、フランスのリヨン国立高等音楽院に留学。

1995年、イギリス、マンチェスターチェロフェスティヴァルに招かれ参加。同年,第64回日本音楽コンクールチェロ部門入選。1996年、イタリア、ラヴェッロ国際室内楽フェスティヴァルにリヨンクァルテットとして招待され、3夜連続演奏会を行う。1997年、霧島国際音楽祭にて特別奨励賞を受賞。1998年、リヨン国立高等音楽院を卒業し、ディプロマを取得。1999年、1月より1年間アメリカ、インディアナ大学に留学。2000年6月、東京文化会館主催の新進音楽家デビューコンサートに出演。2001年11月、津田ホールにてデビューリサイタルを行い好評を博す。2002年、ソニー音楽芸術振興会より第一回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞。2004年、東京フィルハーモニー交響楽団とプフィッツナーのチェロ協奏曲第3番を日本初演。2007年、初のCDとなる“AKIO UEKI〜ラフマニノフ チェロ・ソナタ”をリリース。 小澤征爾が音楽監督を務めるサイトウキネン・フェスティバル、東京のオペラの森など数々の音楽祭にも参加している。2005年に結成された室内アンサンブル「パヴィメント・ジャパン」のメンバー。

これまでにチェロを松波恵子、イヴァン・シフォロー、堤剛の各氏に師事。室内楽を原田幸一郎、ラヴェル・クァルテット、練木繁夫の各氏に師事。




撮影:karen natsuki
朝川 万里(ピアノ)
Mari Asakawa, Piano

東京生れ。5才よりピアノを柿沼洋子氏に師事。12才で家族と共に移ったニューヨークで、自由でのびのびした音楽教育に出会う。

15才でウェストチェスター・コンクール優勝、グリーグのコンチェルトを演奏。続いてリンカーン・センターでバッハのコンチェルトを演奏。翌年16才でジュリアード音楽院に入学し、サッシャ・ゴロドニツキー、ジョルジュ・シャンドール氏に師事。

卒業後はエール大学大学院音楽科に進むという、アメリカにおける代表的音楽教育の道を歩む。卒業後はアメリカ国内の数々のコンクールに入賞。ニューヨークを中心に演奏活動とホフ・バセルソン音楽院での教職生活に入る。
当時自宅にあった、ミケランジェリの高弟ブルーノ・メッツェーナのLPに感動、イタリアにメッツェーナ氏を訪ねレッスンを受けたことが彼女の人生を大きく転換させることになる。氏の音楽に対する謙虚な姿勢とダイナミックな華やかさ、深い教養、気品の高さに心を打たれ、イタリア、ぺスカーラ音楽院での勉学を決心。メッツェーナ氏によって音楽の厳しさと無限の豊かさを知り、彼女自身の音楽も大きく変わることとなる。

ぺスカーラ音楽院学内コンクールで優勝、ぺスカーラ交響楽団とラフマニノフのピアノ・コンチェルト第3番を演奏、同時に各地でリサイタルを行う。

1997年、同音楽院を最優秀賞を得て首席で卒業。

1999年、フロレスタノ・ロッソマンディ国際ピアノコンクール入賞。

2002年には、すみだトリフォニーホールとスイスのティチノ・ムジカ音楽祭でリサイタルを行い好評を得る。

03年春、ラ・スペツィア、ヴェネツィア、ナポリで連続リサイタル。
03年にはプロコフィエフ没後50年を記念して、イタリア、日本、イギリスを含む合計10ヶ所でプロコフィエフ:ピアノ・ソナタ・リサイタルを開催した。このリサイタル・シリーズと、その後のプロコフィエフのCD録音は、これまで師メッツェーナから学んだ集大成となった。

05年2月、イタリアPHOENIX Classics からプロコフィエフ : 戦争ソナタ(第6番、第7番、第8番)のCDが発売された。同年6月東京津田ホールにてCD記念発売リサイタルを開催し大好評を得る。

05年4月より愛知県立芸術大学で非常勤講師として後進の指導にあたる。又イタリア各地の講習会、音楽祭でメッツェーナ氏の助手を務める。




撮影:尾形正茂
飛松 利子(ピアノ)
Toshiko Tobimatsu, Piano

北鎌倉女子学園高等学校音楽科、桐朋学園大学及びウィーン国立音楽大学ピアノ科卒業。これまで舘美佐子、三浦みどり、M.ヴォスクレセンスキー、R.ケラー、M.フッシ、M.プリンツの各氏に師事。

NHK-FM新人洋楽オーデション合格者による《春に巣立つ新人たち》、第81回および第105回神奈川県立音楽堂推薦音楽会、第20回同音楽堂人音楽会、ソニー・ミュージック ビデオ《ピアノとともに》、軽井沢星野音楽祭、逗子市政50周年記念演奏会等に出演。

1989年第16回パルマドーロ国際コンクール(イタリア・フィナーレリグレ)ヴァイオリンとピアノのためのデュオ部門第2位(1位なし)と課題曲最優秀賞を受賞。
1990年第8回クロード・カーン国際ピアノコンクール(パリ)第4位。同年第17回パルマドーロ国際コンクールピアノ部門にて1位なしの第2位と課題曲最優秀賞を受賞。
留学中、フィナーレリグレにてヴァイオリンとピアノ デュオ・リサイタル、ウィーンにてピアノ・リサイタルのほかドイツ、フランス、オーストリア各地にて演奏会に出演。

帰国後は日本各地で演奏し、2004年9月にはJCPジャパン・チェムバー・フィルハーモニーとモーツァルトのピアノ協奏曲、2005年みなとみらい小ホールにてソロリサイタル、逗子にてM.フッシ女史とソロと連弾のコンサート、2006年ウィーン近郊バーデンにてM.フッシ女史と連弾のコンサート。同年より、クラシック音楽をもっと身近に、もっと気軽に楽しんでいただけるよう「ピアノで綴る音楽史」と題した、短い曲を解説付きで演奏するコンサートを度々催している。

現在、軽井沢ミュージックサマースクールピアニスト、鎌倉市民混声合唱団ピアニストとして演奏する他、国内外のオーケストラ奏者とのリサイタル、FM放送出演、コンクール等の共演者として、ソロ及びアンサンブル・ピアニストとして活躍している。




撮影:尾形正茂
吉井 健太郎(チェロ)
Kentaro Yoshii, Cello

1954年 東京生まれ。父はNHK交響楽団チェリスト、母はピアニスト。両親からアンサンブルの大切さを教えられた。

6歳より父の手ほどきでチェロを始める。その後、大村卯七氏に師事。大村氏は斎藤秀雄と同時期にベルリンでエマニュエル・フォイアマンに学び、チェロを真に日本に伝えたパイオニア的存在。

1970年 東京芸術大学付属高校入学、三木敬之氏に師事。
同年 同校を中退しウィーンへ留学。ウィーン・コンセルバトリウムとウィーン国立音楽大学で学ぶ。ニコラス・ヒューブナー、ヴォルフガング・ヘルツァー両氏に師事。

1973年 校内演奏会でのショスタコーヴィチ:ソナタの演奏が認められ、ウィーン交響楽団常任エキストラとして活動を始める。当時のウィーン交響楽団は東洋人を採用しない方針だったため、正式なオーディションを受けるまで2年間かかる。その間も正団員と同等に活動。1974年 ドイツ各地へリサイタル・ツアー、将来を約束される批評を受ける。

1975年 特例としてウィーン交響楽団のオーディションが許され正式メンバーとなる。

1977年 ヴァイオリンのエーレンホーファー、ピアノのレナーテ・コルディスとともにブラームス・トリオを結成、アイゼンシュタットを本拠に活動。後にレナーテと結婚。

1979年 ウィーン交響楽団第二首席奏者に就任。1982年ヤーノシュ・シュタルケル、1985年 ヨゼフ・ルイツ、1986年 ピエール・フルニエ各氏のマスターコース受講、研鑽を積む。

2005年4月、11月、日本でコンサート。12月、および2006年2月 ウィーン・ムジークフェライン ブラームスザールでコンサート。2006年11月 ウィーン交響楽団日本ツアーで来日。

2007年2月 横浜みなとみらい小ホールでリサイタル、「音楽の友」誌で高く評価される。

室内楽奏者、ソリストとしても各地でリサイタルを開くなど、活躍を続けている。




撮影:Eiji Shinohara
浅井 隆仁(バリトン)
Takahito Asai, Baritone

北海道釧路市出身。

音楽大学声楽専攻(オペラコース)卒業、同大学院修了。二期会オペラ研修所第41期マスタークラス研究生修了。

平成15年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修者として、ドイツ国立カールスルーエ音楽大学へ留学。

第73回日本音楽コンクール第3位、第9回日本モーツァルト音楽コンクール第2位、第12回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位、国際モーツァルトコンクール派遣選考演奏会2001優勝、第69回日本音楽コンクール入選、第6回J.S.G(日本シューベルト協会)泉の森国際歌曲コンクール入選、第10回日本声楽コンクール入選、第26回高後賞受賞。

2001年東京文化会館新進音楽家デビューコンサート、第10回ABC新人コンサート、第23回釧路新人演奏会、東京音楽大学卒業演奏会に出演。

オペラでは、「フィガロの結婚」(アルマヴィーヴァ伯爵)、「魔笛」(パパゲーノ)、「椿姫」(ジェルモン)、「ドン・パスクアーレ」(マラテスタ)、「ボエーム」(マルチェッロ)、「カーリュー・リヴァー」(僧侶)等に出演。

コンサートのソリストとして、アムステルダムにてネーデルランド・フィルハーモニー管弦楽団と「カルミナ・ブラーナ」(オルフ)のソリストとして共演した(小林研一郎指揮)ほか、「合唱幻想曲」、「第九」、バッハ、ハイドン、モーツァルト、デュリュフレ、当の宗教曲のソリストとして数多く出演。また、歌曲の分野でもドイツ・日本歌曲を中心にリサイタルを重ね、第139回演連コンサート(東京文化会館小ホール)等にも出演、好評を博す。
2006年9月、浜離宮朝日ホールにてリサイタル開催。

これまでに、持田 篤、中澤 桂、栗林 義信、成田 繪智子、伊藤 功俊、白井 光子、ハルトムート・ヘル、ウード・ライネマンの諸氏に師事。現在、二期会会員、日本演奏連盟会員、東京音楽大学合唱研究員、二期会マイスタージンガー・メンバー。